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August 27, 2013


やぁ、諸君。私がプッシー大尉だ。

「盛楼閣」の冷麺に味をしめた私は、続く盛岡名物「じゃじゃ麺」を賞味すべく「白龍(パイロン)」へ。

行列覚悟で訪問したが、カウンター席がうまい具合に空いていた。朝食をとってから時間が経っておらず、あまり腹が減ってないので(小)をオーダー。





事前に収集した情報のとおり、味噌が均一に麺にからむまで徹底的にかき混ぜる。

ニ分ほどで完成。





いざ、口に入れてみると、うどんとキュウリの舌触りが心地よいハーモニーを奏でるが、トータルな印象として今ひとつパンチが弱い。目の前に並んでいるニンニクやラー油を適宜加えてみてもそれは変わらなかった。

それより店があまりに狭いので、カウンター席に座っていると、ホール担当の婆さんが後ろを通る度に、そのデカいケツが背中にぶつかって私はいらついた。


テーブル席が空いたので、そっちに移動してやろうかと思っていたら、タイミングよくふらりと入って来た一人客にそのテーブルを占領されてしまった。ツいてるやつだな、と思って食事を続けていたら、その客はカウンター席に空きが出来るや否や、誰に言われるでもなくそっちに移った。

随分とマナーのいい客がいるもんだ、と私は感心しながら他の客を観察していると、他の客も妙に店員に対する態度が礼儀正しかったり、どうも客の方が店に気を遣っているような雰囲気を感じる。


別に店や店員に敬意を払うこと自体は全く悪い事じゃない。ただそいつが「じゃじゃ麺発祥の店」というブランドを前にした時に限られた態度なんだったら全くクソみたいなやつらだぜ、と思いながら(私はそれがたとえ私自身のものに対してであっても、「肩書き」に媚びる連中を見下して生きてるタイプの人間だ)、少量のうどんを残して皿ごと店員に渡し「ちーたんたん」をオーダー。





つまりよくある普通の「玉子スープ」だが、まぁこれはこれで悪くない。

全て飲み終えた私は四五〇円のみ支払って退店。そう考えるとコストパフォーマンスは申し分ないのだが、「盛楼閣」ほどの感動は味わえなかった。


※詳細 → プッシー大尉烈伝 [美食編/白龍 本店]


その日のビジネス相手である地元の人物にその話をしてみたら、地元の人々のお勧めは必ずしも「白龍(パイロン)」ではないらしい。「白龍(パイロン)」のじゃじゃ麺は、客が自分好みに味付け出来るよう薄味で提供される。彼女は、何軒か回ってみたらきっと美味しい店が見つかるわ、といった趣旨の事を言った。


ビジネスを終えて、ディナーはこちらも有名処の「一力」で特上鮨。





カウンター席に一人で陣取った私に気を遣ってか、大将は面白い、或いはためになる色んな話をしてくれた。

そして彼は、自分は料理人ではなく「職人」だと名乗った上で、私と会話をしている間にも、私が握りを箸で挟んで醤油につける度に、そのつけ方を真剣な目つきでチラリと見るので、私は今にも私が彼の前で粗相をしでかしてしまうのではいないか、と緊張した。


※詳細 → プッシー大尉烈伝 [美食編/鮨一力]


何か質問は? OK。諸君の健闘を祈る。

以上だ。
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