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Kimber LAPD SWAT CUSTOM II
Kimber LAPD SWAT CUSTOM II      including

     for LAPD S.W.A.T. Style


キンバー社はニューヨーク州ユンカーに本拠を置くアメリカの銃器製造メーカーだ。設立当初は競技用ライフルの製造を手掛けていたが、九〇年代半ばからガバメントモデルのカスタムガン製造にも着手したようだ。二〇〇二年にそのカスタムモデルがロサンゼルス市警のSWATチームに採用された事から広く名前を知られるようになった。

キンバー社のカタログには、ロス市警に採用されたガバメントモデルと刻印が異なるほかは全く同じスペックのモデルが「CUSTOM TLE II」の名称でラインナップされている。TLE とは「Tactical Law Enforcement」の略で、廉価版の「CUSTOM II」とほぼ同じ外観をしているが、グリップ前面にチェッカリング処理が施されていることと、リアサイトに発行トリチウムによるドット処理が為されている点に相違がある。

映画「S.W.A.T.」に感化されてしまった私は早速 WA(ウエスタン・アームズ)社からリリースされている「LAPD SWAT CUSTOM II」を入手し、SUREFIRE 製 310R を取り付けるとインドアゲームにそいつを持ち込んでは敵兵をバンバン撃ちまくった。実際、私はインドア戦に於いては、たとえ周囲の全てのゲーマーがフルオート射撃を許可されている状況であっても、このキンバー一丁で立ち向かって行く事も少なくない。「S.W.A.T.」ごっこを楽しむにあたって、M4 を取り回すには少々フィールドが手狭だと感じるならば、私は迷わず M4 をセーフティーに置き去りにし、いささか頼りない思いでこのキンバー一丁を手に多少のスリルを味わいながら、喜んで激しい銃声のする方向へとこっそり忍び寄って行くだろう。

WA製「LAPD SWAT CUSTOM II」自体の重量は、手元の秤によれば 2.25lb(≒1020g)だ(マガジン装填時)が、実際にゲームで使用する際には 310R がマウントされるので、その重量は手元の秤によれば、実に 2.70lb(≒1220g)にも及ぶ。内部の発射機構は「Ver.3」の固定HOP 仕様だ。WA製の場合、可変HOP 仕様の銃は調整にレンチを必要とするので率直に言って面倒極まりないが、この銃に関してはそのような厄介事とは無縁だ。体感的な射程距離はせいぜい一〇米程度だが、CQB のシチュエイションではそれで十分だ。

実は画像のキンバーは私にとって二挺目のものだ。一挺目は私によってインドア戦の度に酷使され、数え切れないほどの敵兵を射殺した代わりにフレームには無数のヒビが入りスライドの一部は欠けてしまった。作動そのものには何の支障もないので、それは未だに現役だが、銃の楽しみ方とはそれを撃つ事ばかりではない事を私は指摘しておかなければならない。夜中にひとり自宅のソファでそれを手にとってその美しいフォルムに見とれながらニヤニヤするために、私は二丁目のキンバーを購入した。
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【 Picked up Accessories 】
SUREFIRE 310R
SUREFIRE 310R

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