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・SUREFIRE Classic Universal Syetem Weaponlights
SUREFIRE Classic Universal Syetem Weaponlights
P/N: -
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SUREFIRE の歴史は、レザー装置の開発研究者であったジョン・マシューズ(John Matthews)博士が
一九六九年に設立した産業用レザー装置の製造メーカー「ニューポート(Newport)社」まで遡る。

同社に於いて七九年に銃器用レザーサイトの特許を取得したマシューズ博士は
銃器用レザーサイトの開発に専念すべく「Laser Products」社を設立する。

八〇年代前半にはロサンゼルス市警 SWAT チームの要請で
MP5 サブマシンガンと 1911ピストル用のウェポンライトの開発にも着手し
それらをベースに八五年に軍、或いは各法執行機関向けの
戦術ライト製造ブランド「SUREFIRE」を立ち上げた。


「Classic Universal Syetem Weaponlights」の名称は
SUREFIRE 社の発行した二〇〇五年のカタログからの引用だ。

それらの黒光りする特殊アルミ合金製のボディを含めた
各モジュールが印象的なウェポンライトシステムは
恐らく八〇年代の後半か、遅くともソマリア紛争の起きた九三年には
世界中の軍や法執行機関に広く流通していたと思われる。

もちろんその当時は Classic という形容詞で表現するのはまるで適切でない
時代の先端を行く画期的なモジュール式ウェポンライトシステムだったはずだ。


映画「ブラックホークダウン」に登場するデルタ隊員「Dボーイズ」が
携行するカービン銃の 14.5 インチバレルにほぼ例外なくマウントされているウェポンライトは
この「Classic」シリーズのモジュールで構成された 6V 仕様のライトにほかならない。

実際のソマリア紛争で使用されたウェポンライトも 6V 仕様の SUREFIRE だったようだ。
SUREFIRE Classic Universal Syetem Weaponlights
ライト本体は三つのパートに分割できると考えていい。

衝撃吸収ベゼルを含むランプモジュール、バッテリーを収容するハウジングユニット(アダプタ)
およびテイルスイッチだ。
SUREFIRE Classic Universal Syetem Weaponlights
6V 仕様のランプモジュールには品番「L60」が振られていて、かつては単体で入手可能だった。

ベゼル径は 1.47 インチ。
SUREFIRE Classic Universal Syetem Weaponlights
稀に SUREFIRE を代表するハンディライト、モデル 6P と
混同されているケースを見かけるが、6P のベゼル径は 1.25 インチだ。

形状もまるで違う。
SUREFIRE Classic Universal Syetem Weaponlights
ただし使用されるバルブは共通だ。

P60 であれば、輝度 65 ルーメン、照射時間は六〇分。
P61 の場合は、輝度 120 ルーメン、照射時間は二〇分。

※いずれもカタログスペック。
SUREFIRE Classic Universal Syetem Weaponlights
L60 は同じ「Classic」シリーズのハンドガンライトシステムと共通のランプモジュールだ。

ハンドガンライトシステムに於いては
ハウジング部分に直結させるだけでシステムライトとして機能する。

※画像はガバメントモデル用の、モデル 610R。
SUREFIRE Classic Universal Syetem Weaponlights
「Universal」システムのウェポンライトとして機能させる場合
L60 とテイルスイッチを直結しても CR123A 電池を二個収容するには長さが足りない。

電池の収容スペースを補うために、ふたつの間にアダプタ(A21)を挟む。
SUREFIRE Classic Universal Syetem Weaponlights
Dボーイズが使用していたのは旧式のテープスイッチだ。
当時はテープスイッチとアダプタのユニットも市販されていた。

※画像は U04(04 はリモートコード長)
SUREFIRE Classic Universal Syetem Weaponlights
テープスイッチは単体でも入手可能だった。

※モデル名「S04」。 04 はリモートコード長。
SUREFIRE Classic Universal Syetem Weaponlights
その当時 SUREFIRE が採用していたプッシュスイッチ(6P ほか全モデル共通、単体のモデル名「Z14」)の
ゴムボタンは簡単に取り外せる設計になっていて、テープスイッチと互換性があった。
SUREFIRE Classic Universal Syetem Weaponlights SUREFIRE Classic Universal Syetem Weaponlights
ランプモジュールのベゼル部分も単体で市販されていたので(モデル名「Z32」)
ディテイルに拘らないのであれば、6P とベゼル、テープスイッチで
ウェポンライトの仕様を再現する事が不可能ではなかったのは事実だ。
SUREFIRE Classic Universal Syetem Weaponlights
バレル専用のマウントパーツ M14 と、1インチ用のリングマウント M10。

バレルの真下にきちんとマウントするのは見た目よりも難しい。
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テープスイッチに付属する裏が粘着テープになったベルクロ(雄/雌)。

Dボーイズの真似をしてハンドガードにダクトテープでグルグル巻きにするなら必要ない。
SUREFIRE Classic Universal Syetem Weaponlights
二〇〇〇年に「Millennium Universal System Weaponlights」がリリースされて以降
徐々に各パーツはデザインが更新されるか廃盤となっており
現状ではDボーイズ仕様のシステムライトを再現するための
パーツ(モジュール)の入手は困難かもしれない。
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