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logo_2star 郷土料理 五志喜 本店
郷土料理 五志喜 本店/宇和島鯛めし(1)

【 Data 】

愛媛県松山市三番町3-5-4 [MAP]

TEL:089-933-3838

営業時間:11:00〜23:00(L.O.22:30)

定休日:無 休

最終訪問:2013.08

で鯛飯にハマった私がその翌日のランチに立ち寄った、これまた鯛飯を売りにしている料理屋だ。酷暑のなかを松山城観光としけ込んだ私は、さらに汗だくになりながら裏の登城口を経由して歩いてこの店を目指した。なので店に入って案内されるがままに二階に上がり座敷席に着席した私に冷たいおしぼりが差し出されたとき、私はそいつで拭き取りうる汗という汗を全て拭き取りたい衝動に駆られたが、店内はそんな事はまるで許されないような上品な雰囲気を醸し出していた。

鯛そうめんとかいうメニューもかなり気になったのだが、四国が生んだ偉大なる郷土料理「鯛飯」に関する造詣を深めるという初志を貫くために、私は「宇和島鯛めし」といういかめしい名前をした、要は「鯛飯」を注文した。あまり腹も減ってなかったので単品でオーダーしたら八八〇円。のは一三八〇円だった事を思えば破格のお値段だ。

松山城で見つけた観光パンフレットなどに目を通して松山の歴史に関するおさらいをしていると、ボーイがうやうやしく私の鯛飯の乗った盆を運んで来て私の目の前に静かに置いた。では盛りつけが完了した状態で出て来たが、この店は自分で盛りつけるスタイルのようだ。別皿に盛られた鯛の身はボリュームもあって鮮度もよさげだ。私は早速、作業にとりかかった。

この店の鯛飯は卵ではなく山芋を混ぜるスタイルだった事は、結果的には私にとってとても残念な事だった。この店の鯛飯もに負けず劣らす美味かった。美味かっただけに、卵でそいつを食ってみたかったという思いが募った。店の構えは何やら高級感を感じさせるが、料理の値段はべらぼうに高いわけでもなく、接客も適度にフランクで敷居の高さは全く感じない。昼から夜まで通し営業をしている点も、私のようにスケジュールのタイトな県外からのゲストが気軽に立ち寄るのに好都合なメリットだ。
郷土料理 五志喜 本店/宇和島鯛めし(2)


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