The Legend of Lieutenant Pussy －プッシー大尉烈伝－ [銃器編・Trijicon Compact ACOG]

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・Trijicon Compact ACOG
	P/N: 22080
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------- Trijicon, Inc. はミシガン州ウィクソムに本拠を構えるアメリカの銃器用光学機器製造メーカーだ。一九八一年にグリン・ビンドンによって設立された当初は南アフリカのニュージャーマニーに本拠を持つ「Armson OEG」の光学機器を扱う輸入ディーラーであったとされるが、詳しい事は分からない。八五年に Trijicon ブランドの名称で、内蔵トリチウムによる発光レティクルを採用したスコープを開発し、わずか二年後には「TA01 4x32 Advanced Combat Optical Gunsight（ACOG）」の名称で後に USSOCOM（米特殊作戦コマンド）によって SOPMOD（特殊作戦専用拡張）キットに採用された、TA01NSN のベースとなるモデルの陸軍への納入を開始した。その後、九二年に光ファイバによる集光チューブを搭載する事により、太陽光の下で明るさが自動的に調整される発光レティクルを備えたモデルをリリースした彼らは倍率やレンズ径の異なるバリエーションを次々と展開した。それらのモデルが Compact ACOG の原型だ。ロサンゼルス市警（LAPD）の S.W.A.T.チームに採用された事で知られる Compact ACOG だがその他の軍や法執行機関で使用されている例を私は耳にした事がない。私の手元にあるのは、三倍 × 24mm 径、クロスヘアタイプのレティクルを備えた「TA50-4」のナンバーが付与されたモデル（既に廃番）だ。

始めに断っておくが、この Compact ACOG は、私がこれまでゲームで使用して来た全ての光学サイト、スコープの中で最もパフォーマンスの優れた素晴らしいモデルだ。非常にクリアな視界に集光チューブによって発光されるレティクルがはっきりと視認できる。

暗がりでは内蔵の発光トリチウムによるレティクルに切り替わる。見た目でその違いは分からない。このモデルを最も特徴づけるのはそのアイリリーフの長さだ。物珍しさに「ちょっと覗かせてくれ」と言って私の M4 を構えた友人たちは一様にそのアイリリーフの長さに驚嘆した言葉を残して去っていく。当時、私にそいつを納品してくれた正規ディーラーでさえこのようなマイナーなモデルは初めて扱った、と正直に私に告白したうえでそのアイリリーフの長さに驚愕した、と私への Eメールでコメントをよこした位だ。ウィンデージ・ダイヤルやエレベーション・ダイヤルの位置等外観に於ける基本的な設計は TA01NSN と変わらない。

本来は反射光によって敵に居場所を発見されないために装着するキルフラッシュ。ゲーム時には対物レンズを保護するために装着する。

かつて私がまだゲーム経験の浅かりし頃に被弾した痕跡を今日まで残している。 ※この状態でも視界への影響は皆無だ。マウント前の状態と付属の専用レンチ。

このレンチは ACOG 本体そのものに負けず劣らず重要なアイテムだ。近所のホームセンターで売られているいかなる工具を以ってしても ACOG をキャリングハンドルにマウントする作業を終わらせる事は不可能だろう。

最終的に、映画「S.W.A.T.」で各隊員の M4 に乗せられていた Compact ACOG や実際のロス市警 S.W.A.T. 隊員のフォト資料で確認できる Compact ACOG の正確なモデル名を言い当てる事は、私には不可能だ。外観からは 24mm 径のモデルに絞られるように見えるが 1.5 倍率の「TA45」は少々後ろに長いように見えるし 3 倍率の「TA50（既に廃番）」はフロント先端の形状が微妙に違う。だがこの際もっとも重要なのは、私の「TA50-4（既に廃番）」モデルはゲームで要求されるであろう至近距離からせいぜい 100 メートル程度の範囲を隈なくカバーする事が可能な優れた光学サイトであるという事実だ。そして比類なきクリアな視界と視認しやすい発光レティクルによって瞬時にターゲットに照準を合わせる事が可能であるという事実だ。このサイトを乗せた M4 を手にゲームに参加している私は、人質の肩越しにですら悪い奴に精確なワンショットをお見舞いしてやる事だって出来てしまうに違いない。

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始めに断っておくが、この Compact ACOG は、私がこれまでゲームで使用して来た全ての光学サイト、スコープの中で最もパフォーマンスの優れた素晴らしいモデルだ。非常にクリアな視界に集光チューブによって発光されるレティクルがはっきりと視認できる。

暗がりでは内蔵の発光トリチウムによるレティクルに切り替わる。見た目でその違いは分からない。このモデルを最も特徴づけるのはそのアイリリーフの長さだ。物珍しさに「ちょっと覗かせてくれ」と言って私の M4 を構えた友人たちは一様にそのアイリリーフの長さに驚嘆した言葉を残して去っていく。当時、私にそいつを納品してくれた正規ディーラーでさえこのようなマイナーなモデルは初めて扱った、と正直に私に告白したうえでそのアイリリーフの長さに驚愕した、と私への Eメールでコメントをよこした位だ。ウィンデージ・ダイヤルやエレベーション・ダイヤルの位置等外観に於ける基本的な設計は TA01NSN と変わらない。

本来は反射光によって敵に居場所を発見されないために装着するキルフラッシュ。ゲーム時には対物レンズを保護するために装着する。

かつて私がまだゲーム経験の浅かりし頃に被弾した痕跡を今日まで残している。 ※この状態でも視界への影響は皆無だ。マウント前の状態と付属の専用レンチ。

このレンチは ACOG 本体そのものに負けず劣らず重要なアイテムだ。近所のホームセンターで売られているいかなる工具を以ってしても ACOG をキャリングハンドルにマウントする作業を終わらせる事は不可能だろう。

最終的に、映画「S.W.A.T.」で各隊員の M4 に乗せられていた Compact ACOG や実際のロス市警 S.W.A.T. 隊員のフォト資料で確認できる Compact ACOG の正確なモデル名を言い当てる事は、私には不可能だ。外観からは 24mm 径のモデルに絞られるように見えるが 1.5 倍率の「TA45」は少々後ろに長いように見えるし 3 倍率の「TA50（既に廃番）」はフロント先端の形状が微妙に違う。だがこの際もっとも重要なのは、私の「TA50-4（既に廃番）」モデルはゲームで要求されるであろう至近距離からせいぜい 100 メートル程度の範囲を隈なくカバーする事が可能な優れた光学サイトであるという事実だ。そして比類なきクリアな視界と視認しやすい発光レティクルによって瞬時にターゲットに照準を合わせる事が可能であるという事実だ。このサイトを乗せた M4 を手にゲームに参加している私は、人質の肩越しにですら悪い奴に精確なワンショットをお見舞いしてやる事だって出来てしまうに違いない。

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