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・SUREFIRE P114C
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-------------------------------------------------------------------------------------------------------------- SUREFIRE の歴史は、レザー装置の開発研究者であったジョン・マシューズ（John Matthews）博士が 一九六九年に設立した産業用レザー装置の製造メーカー「ニューポート（Newport）社」まで遡る。 同社に於いて七九年に銃器用レザーサイトの特許を取得したマシューズ博士は 銃器用レザーサイトの開発に専念すべく「Laser Products」社を設立する。 八〇年代前半にはロサンゼルス市警 SWAT チームの要請で MP5 サブマシンガンと 1911ピストル用のウェポンライトの開発にも着手し それらをベースに八五年に軍、或いは各法執行機関向けの 戦術ライト製造ブランド「SUREFIRE」を立ち上げた。 SUREFIRE は二〇〇〇年に従来の同社製品群のイメージを一新する新たな製品群をラインナップに加えた。 ピカティニー・レール（MIL-STD-1913）へのマウントを前提に設計された 「Millennium Universal System Weaponlights」は アサルトライフル用戦術ライトの新たなスタンダードとなった。 ハンドガンライトについても、ハウジングに特殊ポリマーを採用して大幅な軽量化を図った 「ニトロロン（NITROLON）・シリーズ」と、コンパクトながら CR123A 電池を三個収容可能な アルミ製ハウジングを採用し、ハンドガン用のウェポンライトとしては当時最強と謳われた 9V ランプモジュールを搭載する「ミレニアム（MILLENNIUM）・シリーズ」を相次いでリリースした。 P114C は「ニトロロン・シリーズ」のうち SIG SAUER P226 （P228、P229 も可）用のモデルとして展開されたハンドガンライトだ。 頭の「P」は「ニトロロン・シリーズ」の各モデルに付与された。 ※ミレニアム・シリーズは「M」。ミリタリー・シリーズは「W」。 銃へのマウントには、付属の専用アダプタ（MR04）を使う。
マルイはレイルフレームなのでどうしようもないが 私のカスタムフレームには問題なく装着できる。
ライト本体の装着は、スリムラインスイッチをグリップに噛み合わせつつ アダプタ（MR04）のレイル上を滑らせて「カチッ」と音がすれば成功だ。 ライトを銃から取り外す際にはラッチ操作が必要になる。
ナンバーが「11」から始まるモデルはスリムラインスイッチ仕様。
左手親指（あるいは人差し指）の位置にあるのは「シャトルスイッチ」。 P114C を始め、末尾が「C」のモデルに於いては 左手側に押し込むと「常時点灯（Constant-on）」。
「ニトロロン・シリーズ」には末尾が「D」のモデルもある。 「D」タイプの場合は「シャトルスイッチ」を右手側に押しこむと リモートスイッチを操作してもライトは点灯しなくなる（Disable）。 「C」タイプのモデルのように、スリムラインスイッチでモメンタリオン、 ハウジング部分のスイッチでとコンスタントオンと使い分ける設計思想は 従来のハンドガンライトのそれを踏襲していると言えるが 実戦においてはディぜーブル機能を備えたライトの方が ありがたいと考えるのは私だけではないはずだ。 バッテリーの交換はランプモジュールを取り外して バッテリーカバーを前方にスライドさせてから行う。
P114 はかつて一部の SEALS 隊員が使用していたと「言われている」ハンドガンライトで 実際に SEALS からの放出品としてマーケットに出回ることも少なくないが 私にその事実を証明することは不可能だ。 しかし重要なのは、このレガシーなウェポンライトをマウントした SIG P226 は見た目にもかなりクールで そいつを手にゲームに参戦している私はいつだって高揚感を禁じ得ないってことだ。
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