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SIG SAUER P226
SIG SAUER P226      including

     for Navy SEALS Style
     for Bandito Platoon Style


SIG SAUER ブランドの創設から今日に至るまでの経緯は少々複雑だ。このヨーロッパを代表する名門ブランドの歴史は一九七〇年にスイスのシグ社がドイツのザウエル&ゾーン社を買収した事に始まるが、その後シグ社は銃器製造事業から完全撤退し、現在 SIG SAUER ブランドの銃器製造事業を引き継いでいるのはドイツ人の投資家が所有する全く別のグループだ。

SIG SAUER ブランドの創設直後、ダブルアクション式の自動拳銃として P220 が開発された。その改良版として、ダブルカラムタイプの弾倉を採用したのが P226 だ。P226 は、八〇年代に Beretta の 92 と米軍制式拳銃の座を争い敗れた事でも知られている。一九八六年、政府高官の見守る中、SEALS の隊員が 92(制式採用名 M9)のデモンストレーション射撃を行っていたとき、突如 M9 のスライドが砕けて隊員の顔面を直撃した。その事故を契機として、安全性に疑問の残る M9 にかえて P226 が SEALS によって制式採用されたのは有名なエピソードだ。

映画「ティアーズ・オブ・ザ・サン」に於いても、ダニー・ケリー一等兵曹(ドク)やデミトリアス・オーウェンズ一等兵曹(シルク)が P226 を携行していたが、圧巻は映画「Act of Valor(邦題:ネイビーシールズ)」の終盤、瀕死の重傷を負ったデイヴ・ノーラン准尉(チーフ)が渾身の力を振り絞りながら、爆弾ベストに身を包んだテロリストに向かって P226 を発砲し続けるシーンだろう。デイヴの自身に課せられた使命に対する執念もさる事ながら、セカンドウェポンの重要性をこの上なく明確に象徴するシーンだ。やはり SEALS ごっこを楽しむために P226 は M4 同様、欠かす事の出来ないアイテムだ。

恐らく純粋に商業的な理由により、マルイからリリースされている P226 はレイルド・フレーム仕様のものだ。私は友人が懇意にしているエアガンショップに友人を通じてそれを注文し、かつノーマルフレーム仕様にカスタムしてくれるよう依頼した。私はそのショップの店員たちと顔見知りでも何でもなかったが、友人のおかげで彼らは加工賃に融通を利かせてくれた。

マルイ製のエアソフトガン全般に言える事だが、WA(ウエスタンアームズ)製と比較して安価でありながら作動の安定性には信頼がおける。私の P226 に関しては、体感的な射程距離が一五米を優に超えるうえにキックも適度に強力でそれを撃つのは楽しい。銃本体の重量は手元の秤によれば 1.98lb(≒900g)グラムだ(マガジン装填時)。HOP の調整にはちょっとしたフィールドストリッピングが必要になるが、工具は一切必要なく、それは実に易しい作業だ。
SIG SAUER P226 SIG SAUER P226 SIG SAUER P226
【 Accessories 】
SUREFIRE P114C
SUREFIRE P114C

SKU: -
SUREFIRE W114D
SUREFIRE W114D

SKU: -
SUREFIRE X300
SUREFIRE X300

SKU: -


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