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・PRO-TEC Classic Skate | |||
SKU: VN-0CSZBLK L (Large) |
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映画「ブラックホークダウン」のデルタ隊員がかぶっていたヘルメットだ。 PRO-TEC は一九七三年に設立された、主にスケートボーダー用のヘルメットやプロテクターを 製造するメーカーであったが、今はブランド名のみを残して会社としては消滅してしまったようだ。 一時はスケートシューズで有名な「VANS」に吸収されたようだが、「VANS」も既に第三者に買収されている。 そのあたりのいきさつをしつこく追跡するのは私の仕事ではない。 「Classic Skate」は、ABS 製のアウターと二層スポンジのインナーで構成される ハーフカットスタイルの軽量ヘルメットだ。 実際、Mark Bowden(マーク・ボウデン)がその著書「Black Hawk Down:A Story of Modern War」で 触れているように、素早く動ける事と、(弾丸ではなく)建物の構成物に頭をぶつけない事が 重要な近接戦闘の場面において、「スケボー」ヘルメットを選択する特殊部隊は少なくない。 手元の秤によれば、「Lサイズ」の重量は約 0.83lb(≒ 376g) 。 ソマリア紛争時に米軍で広く採用されていて、「ブラックホークダウン」のレンジャー隊員もかぶっていた PASGT ヘルメットは同じ「Lサイズ」で約 3.64lb(≒1.65kg) だ 。 「Classic Skate」は PRO-TEC製ヘルメットのラインナップの中では 最も無難な「定番」モデルとして、長きに渡ってボーダーたちの間で人気を博しているらしい。 その豊富なカラー・バリエーションにつや消しの黒は存在しないので 私たちは「なんちゃってデルタ」を実践するために テカテカに美しく光輝く「GLOSS BLACK」を選択しなければならない。 それはどれくらいテカテカかと言うと それをどの角度から撮影しても私が写りこんでしまうので 箱から出してそれを撮影する事を私が諦めてしまうくらいテカテカだ。 |
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シェルのデカールを剥がして準備が出来たらペーパーがけを開始する。
削りカスは小まめに水で洗い流すとよいかもしれない。 美しいものを台無しにする事を意味するその作業に はじめのうちは罪の意識を感じるかもしれないが、すぐに忘れる。 表面がいい感じに仕上がったら てっぺんと両サイドにパイルテープを貼り付ければ「デルタ・ヘルメット」の完成だ。 |
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パイル&フックで固定されているだけのインナー・スポンジは簡単に取り外せる。
ヘッドセットと干渉しないように、それらの一部は切り落とされる必要があるだろう。 |
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後頭部の通気孔にナイロンタイを通してゴーグルのストラップを固定する事もできる。
映画「ブラックホークダウン」では再現されていなかったが、Mark Bowden(マーク・ボウデン)によれば 当時のデルタフォース隊員たちの中には、シェルに貼り付けられたパイルテープに フラッシュライトを固定して使っていた隊員もいたそうだ。 「Classic Skate」の素晴らしいところは、映画「ブラックホークダウン」が公開されて 十年余り経過した二〇一二年現在においても、比較的容易に、しかも安価で入手可能な点だ。 日本国内に於ける中間業者の悪意に満ちた流通価格はともかく アメリカ国内ではせいぜい三〇ドル程度で手に入るだろう。 |
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