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・Emerson Police Utility Knife | |||
SKU: PUK-SF (Satin Finish/Plane) S/N: - in 2000 PUK-BT (Black/Plane) S/N: 2104 in 2001 |
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映画「ティアーズ・オブ・ザ・サン」で、ウォーターズがハーネスの右肩に装着していたナイフだ。 レッドがベストの左肩に装着していたのも同じモデルだ。 EMERSON KNIVES 社は、アメリカのナイフ格闘家の第一人者とすら言われる アーネスト・R・エマーソン氏によって設立されたナイフメーカーで ポケットから取り出せばブレードが飛び出す事で有名な「WAVE システム」は このメーカーが特許を取得している。 「ポリス・ユーティリティ(Police Utility)」は、エマーソン社のラインナップの中では 数少ない固定刃(Fixed Brade)タイプのナイフだ。 サテン・フィニッシュとブラック・コーティングの二種類のカラーリングがリリースされ セレーションの有無と合わせて四タイプのバリエーションが展開された。 |
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ウォーターズの「ポリス・ユーティリティ(Police Utility)」は
サテン・フィニッシュのプレーン(セレーション無)だ。 深夜の山林に隠れていたリーナとたまたま目が合ってしまった 哀れなゲリラ兵の喉をウォーターズが掻っ切るシーンで分かる。 レッドの方は分からない。 ブレードの鋼材は「154CM」だ。 一五パーセントのクロームと四パーセントのモリブデンを含み 耐食性、耐靱性に優れるとされるステンレス鋼だったが 近年では、その地位を他の鋼材に取って代わられ むしろ安価なナイフに流用されているようだ。 「チズル・グラインド(Chisel Grind)」と呼ばれる片刃仕上げのブレードの長さは 3.6 インチで 全長(8.5 インチ)の半分にも満たずコンパクトな印象を与える。 形状は「コマンダー(Commander)」よりも、CQC シリーズの系統に近いように思う。 |
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「ポリス・ユーティリティ(Police Utility)」は製造ロットによってハンドル部の形状が違う。
ウォーターズやレッドの「ポリス・ユーティリティ(Police Utility)」は ハンドル部に鋲が露出していないタイプだ。 ハンドルの素材はガラス繊維をエポキシ樹脂で固めた「G10」材。 何かを突いた勢いでグリップした手が前方に滑らないように 人差し指のあたる部分には大きくカーブが描かれている。 |
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親指はサムランプにしっかり添える。 | |||
ウォーターズやレッドの装備で目を引くのは
ナイフそのものよりもそれを収めるナイロン・シースの方だろう。 二人はナイロン・シースもエマーソンの純正品を使用している。 |
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カイデックス部分は取り外し可能で、旧タイプ(左)はやや形状が違う。 | |||
もともとナイロン・シースは「ポリス・ユーティリティ(Police Utility)」を購入すればサービスで付いて来たが
いつからか別売りになってしまった。 私は数年前にその別売りのシースを購入するためにエマーソン社に問い合わせたが 「もう作ってない」という返事が来た。 |
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