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・ESEE Knives ESEE-4
ESEE Knives ESEE-4
SKU: ESEE-4P-MB (Plain Edge/Black Blade with Sheath/Clip Plate/MOLLE Back)
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ESEE はサバイバルトレーナーでありナイフデザイナーとしても
知られるジェフ・ランダル(Jeff Randall)氏が、
一九九七年にマイク・ペリン(Mike Perrin)氏と共同で立ち上げた
RAT(Randall's Adventure Training)社の有するナイフブランドだ。

彼らは、アメリカの陸海空軍、ついでに海兵隊にも
軍用ナイフや銃剣を納入するニューヨークの老舗メーカー、
オンタリオ社が取り扱う一部の製品を設計したことでも知られている。


もともとRAT名義のナイフを製造販売していた彼らだったが、
彼らのデザインしたナイフが他ブランドからもRATの名称で流通していることを考慮して
二〇一〇年に新しいブランド名「ESEE」を使い始めた。

ちなみに ESEE は「生存と脱出と回避の学校
(Escuela de Supervivencia, Escape and Evasion)」の頭文字からとったらしい。



ESEE-4 は同ブランドが展開するスタンダードな固定刃タイプの四インチブレードモデルだ。

映画「Battle: Los Angeles(邦題/世界侵略:ロサンゼルス決戦)」において
マイケル・ナンツ二等軍曹がアーマーベストの右前面部にぶら下げていたモデルに「よく似ている」。
ESEE Knives ESEE-4
実のところ、劇中でナンツ軍曹が地球上に侵略して来た怪物の生体実験に
取り組むシーンで使われていたナイフの柄頭は三インチモデルのESEE-3 の
それに見えるのだが、シースの形状は間違いなく ESEE-4 のものだ。
ESEE Knives ESEE-4
別にどっちだっていいじゃないか。

私には映画に使われた全ての小道具のモデル名を
正確に言い当てる責任などない。


コーティングされたブレード表面に一際目を引くクールなロゴ。
ESEE Knives ESEE-4
ブレードはかなり肉厚な印象だ。
ESEE Knives ESEE-4
ブレードの形状はドロップポイント。

ポイント(ブレード先端)をバック(ブレードの背)の延長線上よりも
中央寄りにおいて、切ることと(皮などを)剥ぐことに重点をおいたスタイルだ。
ESEE Knives ESEE-4
使用される鋼材はカーボン1095。

米SAE(Society of Automotive Engineers:自動車技術者協会)規格上、
最も炭素含有量の多い炭素鋼だ。
ESEE Knives ESEE-4
ESEE によれば、ESEE-4 の硬度はRC55から57。

硬度が控えめなブレードは加工しやすく製造コストを抑えることが出来るほか
刃に粘りが出る(=折れにくい)、ユーザーも研ぎやすいというメリットもある。


グリップには耐久性に優れるとされるリネンマイカルタを採用。
タング形状は同じく堅牢性を優先したフルタング仕様。
ESEE Knives ESEE-4
RAT社の度重なるフィールドテストを経て完成したとされる、
一〇〇ドルほどで入手した本体に付属していたシース・システム。
ESEE Knives ESEE-4
はなから軍や法執行機関で使用されることを想定しているのだろう、
モール・システム用のクリップが同梱されている。

ナンツ軍曹が使っているのもこいつだろう。
ESEE Knives ESEE-4
クリップは、付属の「真鍮製の」ビスを使って
カイデクス・シースの外周部に穿たれた穴にネジ留めする。
ESEE Knives ESEE-4
このシースの穴には、ほかにもパラコードを通して
ベルトなどに固定するといった使い方もあるようだ。


尚、残念ながらこのタイプのカイデクス・シースは既に廃盤のようだ。

ナイフ自体は新しいデザインのシースとセットで容易に入手できるはずだ。
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