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August 28, 2016


やぁ、諸君。私がプッシー大尉だ。

去年、土浦の花火大会を鑑賞したときにトミーが絶賛していた「大曲の花火大会」を鑑賞するために、トミーを含む八人のメンバーで二台の車に分乗して金曜日の夜に新宿を出発。


私の乗った友人のクラウンはトミーのRV車よりひと足早く、〇六三〇時に会場から1マイルほど離れたコンビニエンスストアに到着。私を含む場所取り班三名は徒歩で、姫神橋側の「自由席」前の「入場待機場所」を目指す。

1マイルはあくまで直線距離だ。姫神橋を渡るために歩行者すら通行止めにされた道を大きく迂回するなどしながら、〇七一〇時にようやく「入場待機場所」に到着。


奥に見える草原が「自由席」。既にこの時間には溢れんばかりの人々が「待機」してるもんだとばかり思っていたが、それほどでもない。





「自由席」への入場が許される〇九三〇時まで、持参した(釣り用の)キャンピングチェアーに腰かけて友人たちと語らいながらそのときを待つ。

結論から言えば、(来年以降もそうである保証はないが)〇九三〇時に現地到着でも一〇人分くらいのスペースなら十分に確保可能だ。


何より自由席スペースは一見、草原のようだが、実際には泥のうえに草が生えている半分乾いた水田のようなものだ。雨に降られると沼の浅瀬と変わらない。

「待機場所」は砂利敷きで、地盤もしっかりしている。打ち上げ地点からの距離は大して変わらないんだから、たかだか二、三〇米程度前に出るために、わざわざ早起きをして何時間も「待機」してまで足元の悪い自由席ゾーンの場所取りに目の色を変えなくても、ゆっくり出かけて行って人がいなくなった「待機場所」に観覧スペースを確保すればいい、というのが、今回初めてここを訪れた私が得た確かな教訓だ。


そんなわけで、前日から朝まで降り続いていた雨のせいでぬかるむ「自由席」ゾーンでサンダル履きの足元を泥だらけにしながら、私もレジャーシートをペグで地面に固定する作業に取り組んでチームに貢献する。

作業が終わったところで、あとは残りのメンバーと合流するためにコンビニエンスストアの駐車場に戻るだけかと思っていたら、トミー曰く、(私は会ったことのない)インド人カップルが合流することになっているので、そいつらの到着をここで待たなければならない、と言う。

二〇分ほどで到着するという能天気なメッセージがトミーのiPhoneに届いた後にインド人たちはものの見事に道を間違えたとかで、結局、私たちは特に用もない姫神橋の袂で一時間あまりも時間をつぶす羽目に。


その間に、たまたま近くで売られていたババヘラアイスを堪能。





あまりの美味さ(と蒸し暑さ)に、私が二本目のババヘラアイスを注文するかどうか真剣に悩み始めた頃に、問題のインド人カップルが謝罪の意識を一ミリも感じさせないヘラヘラした顔で登場。

然るべきメンバーが揃ったところで私たちはコンビニエンスストアの駐車場へと舞い戻り、それぞれ車に分乗。温泉施設に立ち寄って、ひと汗流しがてら、そこで昼食も済ませてから角館の旅館にチェックイン。





近所のスーパーで必要な食糧などを調達し終えたら、今度は「田沢湖線」で現地へと向かう。帰り道の渋滞を回避するために車は使わない、というのが「経験者」トミーの下した判断だ。


角館側から大曲に向かう列車はさほど混雑していない。ほぼ全員が席に座って列車に揺られながら、車窓から見える田舎の景色にいちいち歓声をあげているうちに大曲駅に到着。

駅から現地までの道のりも、歩くのがいやになるほどの混雑ではなかった。





会場付近には、いたるところに新興宗教の勧誘部隊。





開演時刻間近の一八四〇時に現地到着。さすがにその頃には「自由席」も人々が思い思いに確保した観覧スペースのおかげで「足の踏み場もない」状態だ。

私たちはたまたま立て看板の近くにスペースを確保してあったので、そいつを目印に場所を探り当てることが出来たが、もしあのとき何も目印がない場所にスペースを確保していたら、私たちがそいつを見つける頃には既に全ての花火が打ち上げられてしまっていただろう。


さて、肝心の花火だが、さすがに「全国競技大会」と銘打つだけあって、見ごたえのあるものばかりだ。





ブラボー!





クール!





うへー。





ひゃー。





ただ土地柄だろうか、八月だというのに会場は日が暮れると上着を三枚着込んでも肌寒い。正直なところ、現地に辿り着くまでの労力とか諸々の条件を考えると、(去年見た)土浦の大会で十分だ、というのが私の抱いた率直な感想だった。


何か質問は? OK。諸君の健闘を祈る。

以上だ。



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