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January 18, 2016 やぁ、諸君。私がプッシー大尉だ。 例の国民的アイドルグループの解散話が立ち消えになったとやらで、ファンというカテゴリ層に位置づけられる一部の無邪気な人々はほっと胸をなでおろしているらしい。 普通の感性をもって眺めれば、いい大人が四人もテレビカメラの前に引きずり出されて晒し者にされていただけにしか見えないが、それも含めたうえで解散さえ回避できればそれでいいってことか。世の中にはいろんな考え方をする人々がいるもんだ。 もっとも一部には問題の四人が「かわいそう」だとする向きもあるが、それもどうなんだ?彼らは既に長い年月にわたってあんな目にあってもお釣りが来るほど十分な報酬を得ている人々だ。ほんの少しだけ周囲を見渡せば、彼らよりも報われない暮らしを送っている「かわいそう」な人々は世の中にいくらでもいる。 お詫びの言葉とやらを並べる彼らのうちの誰かが口にした「支えられていると気付いた」「感謝しています」なんてメッセージを自分たちに向けられたものだと思い込んでる「ファン」とやらは少なくないだろうが、たぶんそいつは大きな勘違いだ。今回の一件で彼らが身に染みて理解させられたこととは、あくまで彼らのビジネス上での利害関係者を蔑ろにすることの代償がどれほどのものかって事の方だろう。 その実態が人々が期待するような美しいものか、そうでないかには関わりなく、実のところ彼らが誰に支えられていて、そして誰に感謝するべきか、という問いへの答えはそこにしかない。 そもそも私には例のグループの「ファン」と呼ばれる階層の人々の感受性も、まるで不可解としか言いようがない。大手メディアは報じないが、あの事務所の社長の性癖は既に裁判で明らかになっているし何人もの被害者の証言もある。それらの情報が示唆するところによれば、あの事務所は社長の「寵愛」を受けた者から順番に階段を上がって行くという業界内でも独特のシステムを採用しているそうじゃないか。 だとすれば、問題の五人組を含む割と名前を知られたあの事務所関係者の全員が、今日の地位を得るための代償を少年の頃にその幼いケツで支払っていたとしても全くおかしくないってことだ。少なくとも私はそういう疑いの目で彼らのことを見てしまうし、そんな彼らの歌や踊りを見せられたところで、生々しい老人のセクシャルな欲望の残り香を嗅ぎ取りこそすれ、どこに夢のあるファンタジーな要素を見出せばよいと言うのか? 陰部を丸出しにして深夜の公園で大騒ぎしたとか、警官を車で撥ねて逃亡を企てたとか、そんな愚かな実績以前の問題だ。 何か質問は? OK。諸君の健闘を祈る。 以上だ。 |
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