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September 4, 2015


やぁ、諸君。私がプッシー大尉だ。

つい先日、オリジナル案に「似たような作品」が既に商標登録されていたために「修正」されたインチキデザイナーの盗作(の疑いのある作品)を「(オリジナル案より)進歩した」などと絶賛していた審査委員長が、舌の根も乾かないうちに、実は盗作(の疑いのある作品)を「しょうがなく」了承した、などと言い出した。

何のために前言を翻してわざわざ自分の首を絞めるような事を言い出したのかと思ったら、どうやら最終的に盗作(の疑いのある作品)を選考したことについて、自分には責任がない、ということを言いたいらしい。


息子のマブダチの作品が盗作ではない事を世間に印象付けたくて余計なことを口にしたのはいいが、次から次に盗作疑惑が発覚するのでもう庇えないと踏んだんだろう、一人だけこそこそ泥舟から逃げ出そうとしているざまを見ていると、過去にはそれなりの業績を残したと言われている老デザイナーが、何ともその晩節は見苦しい。


インチキデザイナーの「当初案」とやらに似ているとされる「既に商標登録されていた」誰かのデザインがきちんと提示されていない以上、そもそもインチキデザイナーの当初案に「修正が入った」というシナリオ自体が作り話で、はなからインチキデザイナーが提出した案は、ベルギーの高貴な演劇場のシンボルマークの盗作だったんだろう、という、各所で囁かれる「憶測」はなかなか辻褄が合っている。

そもそも委員長を含めた審査員の連中とインチキデザイナーが「グル」であることを裏付けるような事実が次々と暴露されるなか、嘘の上塗りでずるずる墓穴を掘っていく愚か者たちの宴を見ているようで、何とも笑える話じゃないか。


それにしても、この期に及んで、この一件でオリンピック開催に「ケチがついた」なんて言ってる連中はまだ目が覚めてない。もともとオリンピックなんてものは一部の既得権益層の金儲けのために開催されるものなのだ。利害関係者の間を一通り金が飛び交ったあとで、いよいよ大衆の前で華やかに取り行われる各種目の試合は「おまけ」のようなものに過ぎない、と考えるくらいでちょうどいい。

そういう考え方は国を代表して戦う選手たちに失礼だろうか?いやいや、そんなことはないだろう。所詮彼らも好きでやってるに過ぎないんだから。

アスリートとしては尊敬するが、では彼らが活躍するための試合会場に無駄な税金がじゃぶじゃぶ浪費されていいのかってことになれば、そいつは全く別の問題だし、もし彼らがそれを当然視してるんだとしたら思い上がりもはなはだしい。


一番いいいのは、わざわざオリンピックを自分の住んでるエリアで開催して欲しいなんて考える酔狂な人たち「だけ」が金を出し合って開催資金にすることだ。どうせ一部の既得権層だけが儲かる仕組みに過ぎない「オリンピック」の開催を、そうと分かっていても「感動」とやらを買うために身銭を切ってまで支持する覚悟のある人々が実際どれだけいるって言うんだ?

偉大なる古代ギリシャの哲学者・ソクラテスの残した「無知は罪なり」の一節は、本当に人間社会の本質をよくあらわしていると思う。


何か質問は? OK。諸君の健闘を祈る。

以上だ。



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