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April 4, 2015


やぁ、諸君。私がプッシー大尉だ。

埼玉のとあるフィールドで SIG P226 が不調なせいで(そもそも少々気温が低すぎたようだ)不本意な一日の戦いを終え、釈然としない思いを抱えながら練馬の「まるめん堂」を訪問。

二〇分ほど店外で待たされてからカウンター席しかない店内に招かれる。


注文したのは拉麺・七八〇円。





いやいや、もう、これは出て来た時点で一目見ればハズレじゃないことが分かるだろう。

見るからにホロホロの巨大チャーシュー、絶妙な卵の茹で加減、そしていかにも私好みの脂の浮いた美しいスープ。間違いなく「できる」店主の作品だ。私は同行した男に、この店を見つけた私に感謝することになるぜ、と宣言した。


インターネットで収集した情報によれば、熊本寄りのラーメンだ、というのが定説であるらしかったが、同行した男は熊本ラーメンを未だに経験したことがないので「実に楽しみだ」と言った。結論から言えば、それは「熊本ラーメン」のコンセプトをやや「つまみ食い」してはいるものの、基本的には創作ラーメンだ、というのが私の見解だったが、結局、私に負けず劣らず食の好みにうるさい彼ですら食い終わるまで私の隣で「美味い、美味い」と連呼していた。


まずはひとくち啜る。ニンニクのエキスがそれはそれは絶妙に織り込まれたマイルドな豚骨スープだ。こいつはたまらねぇ!麺は中太のプリプリ麺で美しく輝いていて、その食感も潤い豊かだ。

そしてこのチャーシュー!





作り置きではない、店主が私たちの見ている目の前で(実際には私たちの席からは離れた場所でその作業は為されていたが)ガス台に乗せて焼き始めるホロホロ・ジャンボチャーシュー。食ってるうちに柔らかい食感は本当にたまらないのだが実は風味はさほど秀逸でもないことに気づくとは言え、それでも他のラーメン屋で提供されるそれとは明らかに一線を画している。ついでにスープは最後の方になると妙に魚粉のような風味が鼻につくようになるのだが、それは私の気のせいかもしれないし、そのことだけでこの素晴らしい作品に対するトータルでの評価に大きな影響を与えるほどのものでもない。

そして全く余計なことかもしれないが、物腰柔らかな雰囲気に反してたくましい両腕がセクシーなここのおかみさんは少々私好みだ。


何か質問は? OK。諸君の健闘を祈る。

以上だ。



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