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February 25, 2015


やぁ、諸君。私がプッシー大尉だ。

サンダルにカメラを仕込んで女のパンツを盗撮したのがバレて警察に捕まった哀れな京都の元バス運転手が、自分の名前を検索するとそんな恥ずかしい過去の悪行が検索結果としてインターネット上で一覧表示されてしまうのは名誉棄損だ、とヤフーに難癖をつけた裁判の判決が出た。裁判官たちも心の中では「ふざけた事をぬかすな」とでも思ったにちがいない。


全くもって傑作なことに、その一件を大手メディアが取り上げ、一部の良識あるとても愉快なインターネットユーザーたちの知るところとなり、そいつの名前をどこかで見つけて来て惜しげもなくいろんなウェブサイトに投稿しまくったので、そのサンダルマンがまだそんなくだらない裁判を続けようと思っても、次はもう多分ヤフーを訴えるだけでは足りなくなってしまった。まさしく自分で自分の首を絞めるってのはこの事だ。


いわゆる法定刑を終えた犯罪者は許されたことになるのかどうか、という議論はあってもいい。「何があっても一生許さない」という被害者がいるならその意思は尊重されるべきだが、なかには心の広い被害者だっているだろう。だがそのことと、「おつとめ」を終えたからと言って、そいつがまるでそれまでの人生でただの一度だって犯罪を犯したことなんてないふりをして社会の中でのうのうと暮らしていいのかどうかは全く別問題だ。

やつらにだって堂々と「私は過去に犯した罪ををもう償いました」と主張する権利は与えられてもいい(もちろんそいつを受け入れるのかどうかは受け入れる側が決めることだ)。だが過去に犯した罪を「隠して」生きてるやつらは、つまりは周囲の人々を「騙して」生きてる連中だ。心底、自分の犯した罪を悔い、社会に対して申し訳ない気持ちを抱き続けている人間にそんなまねが出来るわけがない。そんなやつらが社会にあばき出されて最終的に冷淡な仕打ちを受ける羽目になったとしても、そいつはいったい誰の責任だろうか。


ところで問題の元バス運転手だが、まだ執行猶予中の身なので厳密には何ら罪を償ってすらいない。いったいどんな面を下げて訴状を裁判所に持ち込みやがったってんだ?おまけにそいつは過去にも同じような犯罪で二回捕まっている常習犯でもある。裁判では「軽微な犯罪だ」と主張したとも言われている。本当にそうなら他人に知られてもかまわんだろうが。まったくこの世の中には幸福に生きる権利になどおよそ値しない汚物のような人間が跡を絶たない。


何か質問は? OK。諸君の健闘を祈る。

以上だ。



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