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October 18, 2014


やぁ、諸君。私がプッシー大尉だ。

今回はカワハギ狙いでいつものメンバーと城ヶ島の黒島堤防へ。〇七時頃に釣り場に着いてみると、既に堤防はほぼ満席。





外洋側がカワハギの釣れるスポットと聞いていたが、回遊魚狙いでカゴ釣りにいそしむ釣り人たちが占領していて蟻の入る隙間もない。仕方がないので反対側に釣り座を構えることに。


今日はサビキ釣りではなくチョイ投げ仕掛けでカワハギ諸君に勝負を挑む。量販店で売りに出ていた廉価版のエギングロッドにいつものナイロン3号を巻いたダイワ製二五〇〇番のリールの組み合わせ、ハリス代わりに市販のカワハギセットをサルカンにくくりつけて先端には3号のナス錘だ。付けエサには前回と同じく「三浦フィッシングセンター」で入手したアオイソメを使用する。


第一投は軽く二〇米ほどから始める。早速ヒットしたので釣り上げてみると小さなベラ。その後、何度やってもベラしかかからないので五〇米ほど飛ばしてみることに。

今度はサビハゼばかりかかり始めた。サビハゼは総じて引きが弱い。三匹ほど釣ったところでちょっと強めのアタリが来たので、期待を込めて釣り上げてみると、またしてもベラ。メンバーもベラばかり釣ってるようだ。いったいカワハギはどこにいるんだ?


途中、小便をするために釣り座を離れ、戻りしなに岸壁の限りなく堤防寄りで釣ってる青年に話しかけてみる。何とそこではメジナがぽつぽつ上がってるらしい。そして青年の隣はガラ空きだ。


早速メンバー一同で釣り座を移動する。青年の邪魔にならないように青年とは一〇米ほど離れたところに釣り座を構えて仕切り直しだ。さぁ、次は何が釣れるかな?カワハギも悪くないが、メジナなんか釣れてくれるとさらに嬉しいねぇ。


足元に仕掛けを落としてみると、早速ヒット。釣り上げてみるとウミタナゴだ。塩焼きにすると決して不味くはない魚だが、次に釣れたのもウミタナゴ。ついでにその次もだ。おいおい、やっとベラ地獄から解放されたと思ったら今度はウミタナゴかよ。


昼前にメジナ釣りの青年がお帰りになったので、私は試しにそこに仕掛けを垂れてみた。仕掛けが着底するや否や強烈に竿がしなったので私は期待に胸を躍らせた。上がって来たのは「巨大な」ベラだった。しかも二匹同時にだ。


そんなわけで、私は一五時頃にベラとウミタナゴを合わせて四〇匹ほどと、それからサビハゼ五匹とスズメダイを釣ったところでやめにした。私は、たぶんメジナを狙うのにチョイ投げ仕掛けは不適切だという事実を学習した。カワハギ用の仕掛けを使ってるのにカワハギが一匹も釣れなかった理由は私にも分からなかったが、そもそもそこにいないものを釣り上げるなんてどんな名人にも不可能だ。


夕食のおかずになる新鮮な魚を自分の手で調達する喜びを得るために釣りを始め、釣った魚はどうしても食えないやつ(フグ)以外は全てその場でよく冷えたクーラーボックスに放り込む事を信条にしている私は、今日釣った魚も全て自宅に持ち帰り、サイズが大きめの何匹かを煮付け用に回すことにして、ほかは全部唐揚げ用に冷凍庫に放り込んだ。そしてついでに、今日を最後にその信条を改めることにした。


何か質問は? OK。諸君の健闘を祈る。

以上だ。






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