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August 9, 2014


やぁ、諸君。私がプッシー大尉だ。

「タイ釣り」にチャレンジするために天草に宿をとった私だったが、台風のせいでそいつはお流れに。だが今回行動を共にしている二人はともかく、魚釣りの経験もないくせにいきなり「タイ釣り」なんてそもそも私の考えはいかにも無謀だったのだ。むしろ中止でよかった、と気分を切り換えて熊本市内へ。


もちろん向かった先は、もう何年も前にそこを訪問する事を心に決めていながら、なかなかその機会に恵まれる事のなかった「味千拉麺」の本店だ。





昼どきを少し外しての到着だったが駐車場は満車。そしてとにかくそこは車を入れるのに難易度の高い駐車場で、私の目の前で見知らぬ親父のマークXが通路を挟んだ向かいの民家の壁に頭から突っ込んで行った。

暫く店の外のベンチに腰掛けながら、近くでタバコを吸おうとするやつらを私たち三人の会話で威嚇しつつ席が空くのを待つ。とは言っても「本店」だけあってか席数は豊富だ。私たちは一〇分も待つ事なく店内に招き入れられた。


私のオーダーは例によってシンプルに「味千ラーメン・大盛(七五〇円)」。





この美しい色、輝き、そして香ばしい薫り。口にしてみれば紛れもなく私が日本中のラーメン屋を訪問するにあたって絶対的な評価の基準としているあの極上の逸品だ。池袋、高田馬場、新宿と、思えば近くに所用のある度に何度も通った東京都内の支店はすべて消えてしまったが、こうして変わりない姿で、しかも「本店」という聖地で、あの感動のひと品に再会できた事に私はこの上ない幸福感を味わった。

もちろん私はいつかこの国のどこかで「味千拉麺」を超えるラーメン屋に出会えるという希望を、まだ捨てたわけではない。だがそいつはとんでもなく高いハードルである事だけは間違いないだろう。


何か質問は? OK。諸君の健闘を祈る。

以上だ。



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