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March 2, 2013


やぁ、諸君。私がプッシー大尉だ。

四年越しでようやくここまで来たってのに、あろう事か私が乗るべき便から「欠航」になってしまった。またしても「流氷」はお預けだ・・・。




それにしてもあの程度の風で欠航とは・・・。天気は、この時点では快晴。予報では夕方から「暴風雪」。





根性の足りない「ポンポン船」にはさっさと見切りをつけて「プランB」を始動する。タクシーで向かった先は、もちろんここだ。





そもそも「網走監獄」とは、ロシアの南下に備えて早急に北海道を「開拓」する必要に迫られた明治政府が、道路開削の労働力として本土の囚人を活用するために設けた施設だ。

時の "太政官大書記官" 金子堅太郎翁の、とても含蓄に富んだお言葉。





「監獄歴史館」では「現在の」網走刑務所(直線距離で 2km ほど北にある)も再現されている。囚人にあてがわれるとても清潔で素敵なお部屋。





囚人の生活。私なんかよりよっぽど睡眠時間が確保されている。





こちらは古いほうの「檻」の復元。映画「ザ・ロック」を彷彿させる。





外に出るといつの間にか吹雪に。





路線バスが次の便で運行を打ち切るというので慌ててバス停に行ったが、時間になっても全然バスが来ない。この吹雪で早速、国道で起きた事故のために渋滞にハマってしまって、いつ到着するやら全く分からないらしい。

博物館の計らいによって、吹雪のなかバスを待っていた一〇人ほどの他の観光客の皆さんは食堂に招き入れられ、いつ姿を現すとも分からないバスの到着を気長に待つことに。気の短い私一人だけ、地図をもらって徒歩で帰ることに。スタッフさんはすぐに地図を用意してくれたばかりか、道のりと注意点をとても親切に教えてくれた。

食堂に避難した皆さんの誰一人そうは思わなかっただろうが、吹雪と言っても山のそれに比べればたかが知れている。ハイキング気分で国道まで下りてみたらたしかに渋滞していて車列は全く動かない。それを尻目に鼻をタラしながら私は車道を歩いてホテルへと向かった。なぜ歩道を歩かないかと言うと、網走では歩道は全く除雪されてないからだ!

一時間ほど吹雪の中を歩いて、全身雪で真っ白けになってホテルに着くと、フロントの女性は私に「お車でお越しですか?」。まぁ顔が好みだったから許す。

何か質問は? OK。諸君の健闘を祈る。

以上だ。
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